LA Butterfly

がん闘病

「 舌がんステージ1 の診断と治療体験談|伊藤未奈子さんの早期発見と回復の秘訣」LA Butterflyまとめ

舌がんステージ1 の診断と治療体験談|伊藤未奈子さんの早期発見と回復の秘訣

LA Butterflyとは:

LA Butterflyは、ロサンゼルス発信のがんサバイバーたちが『自分らしさ』を見つけ、力を得たストーリーを届けるプラットフォーム。さなぎから蝶へと羽ばたくイメージを込め、彼らの言葉、学び、おすすめアイテムをまとめ、希望と勇気を共有します。

伊藤未奈子さん闘病まとめ:

伊藤未奈子さんは、愛知県在住の33歳会社員で、32歳のときにステージ1の舌がんと診断されました。2人の幼い娘を育てながら、3年半の育児休暇を経て職場復帰した矢先に、舌の左側に口内炎のようなできものを発見。3週間経っても治らず、ネット検索で舌がんを疑い、歯科受診から大学病院、がん専門病院へと進みました。生検でがんが確定し、リンパ節転移がない状態で臨床試験に参加。結果、リンパ節温存の部分切除手術を受け、術後はリハビリを経て流暢に話せるまでに回復しました。コロナ禍での入院中は家族と会えず、交換日記やビデオ通話で乗り越え、早期発見と前向きな気持ちが希望につながったと語ります。

「気持ちの強さが大事」:

伊藤未奈子さんが舌がんという大きな試練に直面したとき、彼女を支えたのは「気持ちの強さ」でした。32歳でステージ1の舌がんと診断され、2人の幼い娘を抱えながら治療に臨んだ彼女は、告知の瞬間、想像以上のショックに襲われました。「がんですって言われたら、もう何も考えられなくなってしまって。先生に『お子さんいるの?』って聞かれたら、子どもの顔が思い浮かんで涙しか出なかった」と振り返ります。しかし、そんな絶望の中でも、夫からの言葉が彼女の心に響きました。「主人から『気持ちだけは強く持ってね。大丈夫だから気持ちだけは絶対強くね』って何回も言われました」と語る伊藤さんにとって、この励ましは大きな転機となりました。

彼女が力強く発した言葉、「『気持ちの強さが大事』: 『病は気から』って本当で、気持ちを強く持つことが大事だと思うんです。」には、深い実感が込められています。がんという病は、身体だけでなく心にも大きな負担をかけます。伊藤さんは、診断から治療、術後のリハビリに至るまで、心が折れそうになる瞬間を何度も経験しました。特に、コロナ禍で家族と会えない入院生活や、術後しゃべれなくなった時期は孤独感が強かったと言います。それでも、「『病は気から』っていう言葉、あると思うんですけど、まさにその通りだなって思って」と、気持ちを前向きに保つことで乗り越えられたと強調します。

この考え方は、家族の存在とも深く結びついています。「私自身、子どももいて、主人もいて、両親もいて、大事な家族がいるんですけど、やっぱり家族のために気持ちだけは前向きにって思うことが、主人のおかげでできたかなって思ってます」と伊藤さんは語ります。一人だったらマイナス思考に陥っていたかもしれない中、家族の支えが彼女に「気持ちを強く持つ」力を与えました。そして、その結果、術後3~4カ月で流暢に話せるまでに回復し、職場復帰も果たしています。

伊藤さんの体験は、がん患者だけでなく、人生の困難に直面するすべての人に希望を与えます。「気持ちの強さが大事」というシンプルな言葉には、病と向き合う姿勢を変える力があります。彼女の言葉を借りれば、「気持ちを強く持つことが大事だと思うんです。」——この信念が、彼女を暗闇から光へと導いたのです。そして、早期発見と治療が功を奏した彼女のケースは、「少しでも気になったらすぐ病院に行くべきだと思うんです」というアドバイスとともに、私たちに前向きな一歩を踏み出す勇気を教えてくれます。

前向きで力を与える発言や考え:

  • 「早期発見が希望につながる」: 「少しでも気になったらすぐ病院に行くべきだと思うんです。」
  • 「家族の支えが力に」: 「家族がいたからこそ、前向きに病気と向き合えたと思うんです。」
  • 「回復の可能性を示したい」: 「私が話せている姿を見て、少しでも希望を持ってほしいと思うんです。」
  • 「自分へのご褒美が励みに」: 「頑張るために先に奮発してご褒美を買うのもいいと思うんです。」

(がんノート)

伊藤 未奈子さんの闘病記録:

  • 初期症状と発見
    • 舌の左側に口内炎のようなできものを発見。
    • 痛みはほぼなく、3週間経っても形状変化なし。
    • ネット検索で「2週間以上続く口内炎は病院へ」と知り、舌がん画像と一致したため受診を決意。
  • 診断プロセス
    • 近所の歯科で初診。「口内炎ではない」と即座に判断され、紹介状をもらう。
    • 大学病院で生検を実施。舌のできものを一部切除し、2~3針縫合。
    • 生検結果で舌がんステージ1と確定。転移なし。
    • がん専門病院(がんセンター)に転院し、CTなどで詳細検査。
  • 治療の選択と臨床試験
    • 舌がんはリンパ節転移リスクが高いが、症例数が少なく治療法が未確立。
    • 一般治療:舌とリンパ節を一括切除。
    • 臨床試験参加を提案され、転移なし・がんの深さ・長さから条件適合。
    • 臨床試験内容:リンパ節切除か温存かをPCがランダム選択(本人は選択不可)。
    • 結果:リンパ節温存、舌の3分の1を部分切除。
  • 手術と術後経過
    • 手術後、口内が腫れ、鼻からチューブで栄養補給(顔を洗えず)。
    • 縫合箇所が歯に当たり、口内炎発生。痛み止めで対処。
    • 食事はミキサー食から開始し、カップスープで感動を覚えるまでに回復。
    • 退院後、リハビリなしで家族との会話や絵本読み聞かせで発話回復。
  • 現在の状況
    • 術後3~4カ月でほぼ流暢に話せるまでに回復。
    • 職場復帰し、セミナーや電話対応も問題なくこなす。