乳がんステージ4でも働けた理由 ──抗がん剤治療と仕事を両立した白戸ミフルさんの実体験
乳がんステージ4でも働けた理由──抗がん剤治療と仕事を両立した白戸ミフルさんの実体験
乳がんステージ4と診断されたとき、
「治療しながら仕事は続けられるのか」
「抗がん剤の副作用で、働けなくなるのではないか」
そんな不安を抱く人は少なくありません。
白戸ミフルさんも、診断当初は同じように悩み、戸惑いながら治療と向き合っていました。
このページでは、乳がんステージ4と診断され、抗がん剤治療・手術・放射線治療を受けながら、会社員として働き続けたミフルさんの「その時の状態」や「考えていたこと」を、インタビュー内容をもとに紹介します。
誰かの正解を示すものではなく、
「こういう選択をした人もいる」という一つの実例として読んでいただけたらと思います。
抗がん剤治療を始めながら、仕事を続けることになった背景
ミフルさんは診断後、「一刻も早く抗がん剤治療を始めた方がいい」と医師から告げられました。
抗がん剤を選択しなければ乳房の全摘という選択肢も提示されていたため、迷いながらも治療を始める決断をしています。
当時は広告代理店に勤務しており、治療を理由に仕事を完全に辞めるという選択はしていませんでした。
抗がん剤の副作用が強かった時期の実際
抗がん剤治療は3週間に1回のペースで行われ、治療直後から数日間は副作用が特に強く出ていたといいます。
病院に行った後の3日ほどは体調が優れず、その期間は会社を休むこともありました。
1か月のうち、1週間ほどは休養にあてていた時期もあったそうです。
仕事を続けるために行った会社との調整
治療開始後、会社に相談し、仕事内容をフロント業務からバックオフィス業務へ変更してもらいました。
仕事量を調整してもらうことで、治療との両立がしやすくなったと話しています。
大きな会社だったこともあり、部署異動や休暇取得などの制度が整っていた点は助けになったと振り返っています。
「普通に働く日」もあった
副作用が落ち着いている期間は、普段通り通勤し、仕事をこなしていました。
体調が万全ではない日もあったものの、働くこと自体が大きな負担に感じていたわけではなかったと語っています。
治療中でも、仕事後に外出したり、人と会う時間を持つこともありました。
治療と仕事を両立できたと振り返って思うこと
ミフルさんは当時を振り返り、
「働くことに関して大きな不自由は感じていなかった」と話しています。
一方で、収入が減る中で治療費がかかり、経済的な不安を感じた時期もありました。
治療費の多くを家族に支えてもらったこと、がん保険に加入していなかったことを後悔した気持ちも、正直に語っています。
治療中の働き方は、人それぞれ
乳がんステージ4と診断されても、治療の内容や副作用、仕事環境によって状況は大きく異なります。
ミフルさん自身も、「こうすれば誰でも働ける」という考え方を示しているわけではありません。
ただ、治療を受けながら働いた一人の実例として、当時の状態や選択を語っています。
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▶ 白戸ミフルさんが乳がんステージ4と告知された当時の心境については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
