がんについて、詳しい知識を

今や患者数が第3位の前立腺がん。治療法が豊富なことが特徴です。ベストな選択のために治療法や診断法を説明します。

乳がんは女性のがんの中で最も新たにがんになった人の数が多く、全てのがんに占める乳がんの割合は約2割になっています。

 

肺がんは男女ともに多いがんです。初期であれば「根治」を目指すことができ、以前と比べ治療法の選択肢が増えています。

 

子宮頸がんは40歳代がピークですが、20歳代後半の若い世代の方でも発症することがあります。早期発見することで子宮を全摘せずに治療をすることができます。

 

膀胱がんは圧倒的に男性が多く、60歳代以降で多くなる特徴があります。治療効果を高め、再発リスクを下げるため複数の治療を組み合わせて治療を行います。

 

食道の粘膜から発生する悪性腫瘍です。食道がんは大きく分けて扁平上皮がんと腺がんの2種類です。 深さにより早期がん（粘膜内まで）、表在がん（粘膜下層まで）、進行がん（固有筋層より深い）に分けられます。

 

胃がんは、2012年の統計では、男性1位、女性３位と、多くの方がかかる可能性のあるがんです。でも、これまで、徐々にかかる方は減少しています。 そして胃がんの死亡率ですが、男性２位、女性４位で、大幅に減少してきており、“治せる可能性が高まっている”がんです。

 

罹患数は50～60歳代がピークでこの30年間の罹患数の推移を見ると、5.6倍に増加しています。

 

卵巣に発生する腫瘍は、良性・境界悪性・悪性に分けられ、卵巣にできた「悪性」の腫瘍を卵巣がんといいます。