LA Butterfly

大腸がん闘病記

「ステージ4大腸がんの中川裕子さん|事務職とディズニーで前向きに生きる」LA Butterfly まとめ

「ステージ4大腸がんの中川裕子さん|事務職とディズニーで前向きに生きる」

LA Butterflyとは:

LA Butterflyは、ロサンゼルス発信のがんサバイバーたちが『自分らしさ』を見つけ、力を得たストーリーを届けるプラットフォーム。さなぎから蝶へと羽ばたくイメージを込め、彼らの言葉、学び、おすすめアイテムをまとめ、希望と勇気を共有します。

中川裕子さん闘病まとめ:

中川裕子さんは新潟県出身、2021年1月に自身が大腸がんステージ4と診断され、2月から化学療法を開始しました。事務職としてオフィスで働きながら治療を続け、趣味のディズニーや箱根駅伝観戦で心を癒しつつ、がん治療の副作用や職場での理解不足に直面しています。息子さんが大学進学した直後に新型コロナウイルスが流行し、その後彼女自身の食欲不振や体重減少が始まり、健康診断の遅れを経てがんが発覚。

手術で永久ストーマを設置され、現在も抗がん剤治療を続けながら、仕事と治療の両立に奮闘中です。女性向けSNS「Peer Ring Bleu」で同じ境遇の人々と繋がり、早期治療の重要性や仲間と共に頑張りたいという思いを語っています。

前向きで力を与える発言や考え:

「仲間と一緒に頑張りたい」: 「同じような人が出てきて、一緒に頑張れたらいいなって思います。Peer Ring Bleuでいろんな人と繋がりたいです。」(がんノート)

「仕事が励みになる」: 「最近、仕事が励みになることが多いと気づきました。難しいことも多いけど、働くしかないし、頑張るしかないって思うんです。」

「早期治療の大切さ」: 「本当に皆さんには早期治療をしてほしいです。私みたいに我慢して我慢してやっと病院に行ったらステージ4だったなんて、辛すぎます。」

中川裕子さんの大腸がん闘病記録:

診断

  • 大腸がんステージ4: 2021年1月に緊急入院中に確定診断。CTや内視鏡検査で進行がんが確認された。
  • 貧血と体重減少: 診断前、ヘモグロビン値が6~7まで低下、体重が30kg台に落ち込む重度の貧血と食欲不振。
  • 腹部膨張: 体重減少にも関わらず腹部が膨張し、スカートが入らない状態で消化器系の異常が疑われた。
  • コロナ禍での遅延: COVID-19の影響で健康診断が半年遅れ、早期発見が困難に。

治療

  • 緊急手術: 2021年1月に大腸がんの原発巣を切除し、永久ストーマを設置。手術は成功し、回復へ。
  • 抗がん剤治療: 2021年2月から開始。フルフォックス(Flufox)、シラムザ(Cyramza)、テカ(Teca)、アバスチン(Avastin)などを使用。副作用(皮膚障害、倦怠感、しびれ)が強く、薬の変更を繰り返す。
  • ポート設置: 右鎖骨下にポートを設置し、点滴による抗がん剤投与を継続。治療は2週間に1回の通院。
  • 職場との両立: 治療のため月2回以上の休暇が必要で、有給休暇が不足。午前中に治療を受け、午後から出勤する工夫を実施。

参考資料: