「矢作隆さんの大腸がん闘病記:ステージ4からの回復とがん教育の重要性」
LA Butterflyとは:
LA Butterflyは、ロサンゼルス発信のがんサバイバーたちが『自分らしさ』を見つけ、力を得たストーリーを届けるプラットフォーム。さなぎから蝶へと羽ばたくイメージを込め、彼らの言葉、学び、おすすめアイテムをまとめ、希望と勇気を共有します。
矢作隆さん闘病まとめ:
矢作隆さんは、埼玉県在住の自営業者で、趣味はウォーキング。47歳の時に大腸がん(ステージ4)と診断され、手術と薬物療法を受けた。治療中に遠隔転移が発覚し、抗がん剤の副作用に苦しみながらも、家族や里子の支えを受け、前向きに闘病生活を送っている。現在は治療を休止し、患者会やピアサポーターとして活動しながら、がん教育の重要性を訴えている。
自分らしさの発見: がん闘病を通じて見つけた価値と使命:
自分らしさの発見: がん闘病を通じて見つけた価値と使命
矢作隆さんは、大腸がん(ステージ4)という重い診断を受け、闘病生活を通じて「自分らしさ」を見つけ、大きく成長しました。彼の経験は、単に病気と向き合うだけでなく、自分自身の存在意義や他者への貢献について深く考えるきっかけとなりました。
- 生きているだけで価値があるという気付き
矢作さんは、抗がん剤治療の副作用や遠隔転移の宣告など、多くの苦難を経験しました。その中で、特に里子からの「生きてるだけでいいんだよ」という言葉に衝撃を受けました。この言葉は、彼が自分の価値を再定義するきっかけとなりました。治療中にできなくなったことや失ったものに焦点を当てるのではなく、「生きていることそのものに価値がある」と気付いたのです。この気付きは、彼の心の支えとなり、前向きに闘病を続ける原動力になりました。
- 経験を発信することの重要性
矢作さんは、自分の闘病経験や里親としての経験を発信することが、他の患者や里親にとって役立つと気付きました。特に、がん患者としての悩みや里親としての課題は、一般的には理解されにくいものでした。彼は、自分が感じた孤独や困難を共有することで、同じような境遇にある人々の助けになりたいと思うようになりました。そのため、患者会やピアサポーターとして活動を始め、がん教育の重要性を訴えるようになりました。
- 具体的な行動と変化
- エンディングノートの作成: 矢作さんは、自分の思いや記憶をノートに書き留めることで、家族に自分の気持ちを伝える準備をしました。これにより、自分の過去を振り返り、未来に向かう覚悟を固めました。
- 患者会やピアサポーター活動への参加: 同じ境遇の人々と交流し、情報を共有することで、自分だけでなく他の患者の力にもなりたいと考えました。
- がん教育の普及: 特に里親家庭でのがん教育の必要性を訴え、子どもたちが病気を正しく理解できる環境を作るために尽力しています。
- 自分らしさの確立
矢作さんは、がん闘病を通じて「自分らしさ」を見つけました。それは、病気や社会的な枠組みに縛られず、自分の経験を発信し、他者に寄り添う姿勢です。彼は、自分が経験した苦しみや学びを共有することで、同じように苦しむ人々の支えになりたいという使命感を持ちました。この「自分らしさ」は、彼の今後の活動や人生の指針となっています。
- 今後の夢と目標
矢作さんは、今後もがん患者や里親のための活動を続け、特にAYA世代(若年成人層)のがん患者や里親への支援を強化したいと考えています。彼の夢は、がん教育を通じて社会全体が病気や困難を抱える人々に優しい環境を作ることです。
前向きで力を与える発言や考え:
- 「生きてるだけでいいんだよ」: 「里子に言われた言葉で、自分の価値が下がっていると感じていたが、生きているだけで価値があると気付かされた。」
- 「四十にして、囲わず」: 「物事の常識を知りながらも、その枠にとらわれずに越えていくことが大事だと思う。」
- 「他人が言う限界を超えろ」: 「医療者でなくても、自分が抱える問題を発信し、理解を求めることが重要だと思う。」
(がんノート)
矢作隆さんの闘病記録:
- 診断: 47歳時に大腸がん(ステージ4)と診断。
- 手術: 上行・横行結腸摘出術(約50cmの大腸を切除)。
- 薬物療法: オキサリプラチン、ゼローダを使用。副作用としてしゃっくりが頻発。
- 遠隔転移: 肺と気管に転移が発覚。抗がん剤が効かず、緩和ケアも検討。
- 新たな抗がん剤: イリテカン、フルオロウラシル、ベバシズマブを選択。サイコロで決めたが、主治医の推奨と一致。
- 治療休止: 抗がん剤の副作用がつらく、一時休止。現在は経過観察中。