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がん闘病記

「 食道がん胃がんステージ4 を克服した岡本記代子さんの闘病記と前向きな生き方の秘訣」LA Butterfly

「食道がん・胃がんステージ4を克服した岡本記代子の闘病記と前向きな生き方の秘訣」

LA Butterflyとは:

LA Butterflyは、ロサンゼルス発信のがんサバイバーたちが『自分らしさ』を見つけ、力を得たストーリーを届けるプラットフォーム。さなぎから蝶へと羽ばたくイメージを込め、彼らの言葉、学び、おすすめアイテムをまとめ、希望と勇気を共有します。

岡本記代子さん 食道がん胃がんステージ4 闘病まとめ:

岡本記代子さんは、40歳で 食道がん胃がんステージ4 と診断され、壮絶な闘病生活を送りました。約2年半にわたり胸の鋭い痛みや水が飲めなくなる症状が続き、2013年8月に大学病院で「食道がん」と「胃がん」が発覚しました。彼女は「食道全摘手術」や「胃のほぼ全摘出手術」、「抗がん剤治療」、「放射線療法」を受け、術後の激痛や腸閉塞による緊急手術を乗り越えています。現在も月1回の化学療法を続け、次回で56回目となります。治療中の副作用である脱毛、吐き気、関節痛に苦しみ、固形物が食べられないため離乳食のような工夫が必要ですが、ハローワークでがん患者の就労支援に取り組み、社会復帰を果たしました。新聞記事から目標を見出し、「目標ができることで人は変われる」と実感した彼女の前向きな生き方は、闘病記として多くの人に希望を与えています。

自分らしさの発見:

岡本記代子さんは、がんになる前は「八方美人だった」と振り返ります。「病気になる前とかだったら、すごく細かいことに気にしたりとか、八方美人だったんですけれども。今、そういうことがあんまりなくなったので、すごく今のほうが楽です」と語り、かつては周囲の目を気にして自分を抑えていたことを明かしています。しかし、「食道がんステージ4」と「胃がんステージ4」の闘病を経て価値観が変わり、無理に取り繕わず自然体で生きられる自分を受け入れました。この経験が彼女に「自分らしさ」を気づかせ、無理なく生きる心地よさを実感させています。がん患者が感じる不安やプレッシャーから解放され、今の生き方に満足感を見出しているのです。

さらに、「脱毛によるウィッグ生活」を個性として前向きに捉えています。「もう6年以上、ウィッグなので。もう、この髪型が定番になっている感じで」と話し、ウィッグを自分を表現する一部として楽しんでいます。職場では「『どこの?』って言われるので、『ここのだよ』って教えると、みんなおそろいになってます」と明るく語り、周囲にも自然に勧められるほど。このポジティブな姿勢は、がん治療後の外見変化に悩む人々に希望を与え、逆境を乗り越えた強さと自分らしさを象徴しています。ウィッグを個性として楽しむことで、新たな人間関係や自己肯定感を築いているのです。

彼女が前を向けたきっかけ:

岡本記代子さんは、40歳で「食道がんステージ4」と「胃がんステージ4」という過酷な診断を受け、壮絶な闘病生活を始めました。約2年半にわたり胸に鋭い痛みが続き、近隣病院では「軟骨異常」と診断され原因がわからぬまま苦しみました。しかし、ある日突然水が飲めなくなり、噴水のように吐き出す異常が現れ、2013年8月に大学病院で検査を受けた結果、「食道がん」と「胃がん」が発覚。リンパ節への転移もあり「ステージ4」と確定し、彼女の人生は一変しました。この若さでの告知は、想像を超える試練の始まりでした。
治療は迅速に進み、術前化学療法が即座にスタート。「抗がん剤が効けば手術ができる」と医師に告げられ、医療用麻薬で痛みを抑えつつ挑みます。しかし、副作用は強烈で、吐き気や頭痛に襲われ、最初の2週間は記憶がほぼない状態でした。それでも効果を上げ、食道全摘出と胃のほぼ全摘出という12時間超の大手術へ。首からおへそ下まで切開し、術後の激痛は「がん告知よりつらい」と感じるほど。さらに腸閉塞が起こり、緊急手術が必要になり、闘病生活は過酷を極めました。
2014年2月に退院後も試練は続き、7月のPET検査でリンパ節に再発が判明。3カ月入院し、化学療法と放射線療法(60グレイ、週5で2.5カ月)を受けました。放射線による喉の荒れや皮膚のただれは水を飲むのも困難にし、治療の厳しさを物語ります。現在も月1回の化学療法を続け、次回で56回目。固形物が食べられず体重は37kgに低下し、食事は離乳食状にし、マヨネーズやオリーブオイルでとろみをつける工夫で命をつなぎます。それでも彼女は、ハローワークでがん患者の就労支援に取り組み、社会復帰を果たしました。
彼女が前を向けたきっかけは、入院中に見た新聞記事。「絶対この仕事に就きたい」と決意し、目標が彼女を変えました。「1~2時間かかる通勤」は駅で休憩を挟み、朝4時と5時に少量の食事を分け、昼はカロリー飲料でしのぐなど、生活を工夫。彼女の言葉「目標ができることで、人は変われる」は、闘病を通じて得た信念です。「小さな目標でも積み重ねれば大きな自信になると思うんです」と語り、毎日少しでも進むことが人生を変えると信じています。
「がん経験者の絆ができた今の方が楽に生きられると思うんです」とも話し、新たな仲間との出会いが喜びをもたらしました。「工夫すれば社会復帰も可能だと実感してるんです」と、病気と向き合いながら役割を見つけられることを証明。「つらい時も目標があれば変われるって思うんです。痛みは一時的でも希望は永遠に持てるんです」と、痛みを乗り越えた先に希望があると信じています。この闘病記は、「食道がんステージ4」や「胃がんステージ4」に立ち向かう人々に、実践的なヒントと勇気を与えるでしょう。

前向きで力を与える発言や考え:

  • 「目標ができることで、人は変われる」: 「小さな目標でも積み重ねれば大きな自信になると思うんです。毎日少しでも進むことが人生を変えるんです。」
  • 「新しい仲間が増えて楽しい」: 「がん経験者の絆ができた今の方が楽に生きられると思うんです。支え合う仲間がいる喜びを感じるんです。」
  • 「治療を続けながら働ける」: 「工夫すれば社会復帰も可能だと実感してるんです。病気と向き合いながら役割を見つけられるんです。」
  • 「痛みを乗り越えた先がある」: 「つらい時も目標があれば変われるって思うんです。痛みは一時的でも希望は永遠に持てるんです。」

(がんノート)

岡本記代子さんの闘病記録:

  • 診断の経緯

    • 約2年半、胸に縦に走る鋭い痛みが続き、近隣病院では「軟骨異常」と診断され原因不明のまま。

    • ある日突然、水が飲めなくなり、噴水のように吐き出す異常が現れ危機感を覚える。

    • 2013年8月、40歳で大学病院にて検査を受け、「食道がん」と「胃がん」が発覚。リンパ節転移もあり「ステージ4」と確定。

  • 治療の過程

    • 術前化学療法: 診断後すぐ抗がん剤治療を開始、「効けば手術可能」と説明。医療用麻薬で痛みを管理するも、副作用で2週間記憶がほぼ消失。

    • 手術: 食道全摘出と胃のほぼ全摘出を伴う12時間超の大手術。首からおへそ下まで切開し、術後激痛と腸閉塞で緊急手術を追加。

    • 術後治療: 2014年2月退院後、化学療法を継続。7月PET検査でリンパ節再発が判明、3カ月入院し化学療法と放射線療法(60グレイ、週5で2.5カ月)を実施。

    • 現在の治療: 月1回の通院で化学療法を続け、次回で56回目。治療と生活の両立を模索中。

  • 副作用と後遺症

    • 抗がん剤の副作用: 吐き気、頭痛、脱毛、手足のしびれ、関節痛、じんましん、全身にあざ。

    • 放射線の副作用: 喉の荒れ、皮膚ただれ、水を飲むのも困難な痛み。

    • 後遺症: 固形物が食べられず体重37kgに低下、体力低下が顕著。声帯リハビリで発声回復。

  • 生活への影響と工夫

    • 食事は離乳食状にし、マヨネーズやオリーブオイルでとろみをつけ、少量を分割摂取。

    • ハローワークでがん患者の就労支援に従事。1~2時間の通勤を休憩で調整し体力管理を徹底。

参考資料:

「目標ができることで、人は変われる」の意味と力:

岡本記代子さんが闘病を通じて得た信念、「目標ができることで、人は変われる」は、彼女の人生を大きく変えた原動力です。彼女は「小さな目標でも積み重ねれば大きな自信になると思うんです。毎日少しでも進むことが人生を変えるんです」と語り、目標が持つ力を強調しています。この言葉は、がんという過酷な現実を前にしても、前に進むための具体的な道筋を示しています。岡本さんにとって、入院中に見た新聞記事がそのきっかけとなり、「ハローワークでがん患者の就労支援に携わる」という明確な目標が生まれました。それまでの「社会復帰は無理」と感じていた絶望的な状況から一転、目標を持つことで気持ちが前向きになり、生活そのものが変わったのです。

この考え方は、彼女自身の経験だけでなく、彼女が支援するがん患者たちにも影響を与えています。岡本さんは、相談に来る人々が「就職」という目標を持つことで表情や行動が変化していくのを目の当たりにしています。例えば、毎日1時間の声のリハビリを続けることや、通勤のために体力をつける努力を重ねること。そうした小さな一歩が積み重なり、自信となり、最終的には人生を再構築する力になるのです。彼女にとって、目標は単なる夢ではなく、毎日少しずつ達成可能な行動に落とし込むことで現実を変えるツールでした。「食道がんステージ4」と「胃がんステージ4」という過酷な闘病の中でも、目標を持つことで希望を見出し、変われることを証明した岡本さんの言葉は、逆境に立つすべての人に勇気を与えるでしょう。