乳がんの術後治療

「緩和ケア」は進行したがんの患者さんが受けるもの、というイメージがあるかもしれません。しかし、それは正しくありません。

乳がんの手術で腋窩リンパ節（わきの下のリンパ節）の郭清をした場合、また、放射線療法で腋窩リンパ節にも照射を行った場合、「リンパ浮腫」が発症する場合があります。

治療が終了した後、定期的に病院を受診します。目的は経過観察をすることと、乳がんの再発がないかを確認するためです。

手術した側の乳房や乳房の周辺のリンパ節や皮膚などに発症した「局所再発」の場合、切除が可能であればまずは手術療法を行って、その後の治療方針を決めます。